ブロッコリーの保存法と賞味期限|冷蔵・冷凍の違いや日持ちする最適な方法について

ブロッコリーは安い上に栄養豊富なので、とても重宝する野菜です。

さらに長期間の保存にも向いているため、家に常備しておくのもおすすめです。

ただ、保存方法によっては1ヶ月程度日持ちさせることができますが、保存状態が悪ければ数日で食べられなくなってしまいます。

今回はこのブロッコリーの適切な保存方法について詳しく解説していきます。

ブロッコリーの賞味期限

ブロッコリーは冷蔵と冷凍、2つの保存方法がありますが、それぞれの期間などの違いは以下のとおりです。

冷蔵保存“2週間”程度の保存が可能。
冷凍保存“1ヶ月~2ヶ月”の長期保存が可能だが、水っぽくなったり食感が失われたりする。

ブロッコリーの最適な保存環境は、温度が“0℃~5℃”、湿度が“95%以上”なので、室内での常温保存は適しません。基本的には冷蔵庫で保存します。

2週間で使い切れない場合、冷凍保存をするようにしましょう。

ブロッコリーならではの歯ごたえのある食感は若干失われますが、正しい方法で保存すれば食感をある程度残すこともできます。

ブロッコリーの保存方法

では、ブロッコリーの保存方法について見ていきましょう。

冷蔵保存(2週間程度)

ブロッコリーを冷蔵保存する手順は以下のとおりです。

  1. 軽く濡らした新聞紙やキッチンペーパーで包む
  2. ビニール袋で密閉する
  3. 冷蔵庫に立てて保存する

乾燥を防ぎ湿度を保つのが大事なので、湿った新聞紙などで包むのがポイントです。

保存する場所は野菜室でも構いませんが、ブロッコリーは野菜の中でも保存温度が“0℃~5℃”と低いので、野菜室以外の場所の方が望ましいです。

冷凍保存(1~2ヶ月)

ブロッコリーを冷凍保存する場合の手順は以下のとおりです。

  1. ブロッコリーを小房に切り分ける
  2. 水を貼ったボールでよく洗う
  3. 沸騰したお湯に塩を加えて30秒ほどブロッコリーを茹でる(水1Lに対して塩小さじ1の割合)
  4. ザルに上げて水気を取り、しばらく放置して粗熱を取る
  5. ジップロックやラップで密閉する
  6. 冷凍庫に入れる
  7. 解凍する場合は1分ほど茹でるか、レンジで500W40秒を目安に加熱する

はじめにブロッコリーを普通に調理するように、切って、洗って、火を通します。

ただ、通常ブロッコリーを調理する場合は2分ほど茹でますが、冷凍保存するのなら茹でる時間を短くするのが重要です。

また、水気をしっかり取ること、水にさらさず自然と粗熱を取ることが食感を残して水っぽくしないためのポイント。

解凍する際は自然解凍をすると水気が多くベチャッとしてしまいます。
茹でたり、電子レンジで加熱するようにしましょう。

腐ったブロッコリーの判別方法

最後に腐ったブロッコリーの特徴についてです。

ブロッコリーは腐ってくると以下のような異常が現れます。

  • 異臭がする
  • 全体的に茶色く変色している
  • カビが生えている
  • 表面がぬめぬめしている

このような状態になると健康を害する可能性があるので、直ちに廃棄するようにしましょう。

変色に関しては一部だけなら、その部分を取り除けば食べることができます。

あとがき

以上、ブロッコリーの保存法や賞味期限についてでした。

ブロッコリーが余ってしまった場合などには参考にして下さい。

タイトルとURLをコピーしました