白菜の賞味期限はいつまで?冷蔵保存・冷凍保存の違いと方法

白菜は秋~冬にかけて定番の野菜で、色んな料理に使えますし、特に鍋には欠かせい食材です。

しかし、白菜は適切に保存しないとすぐに腐ってしまいます。

保存方法によっては1ヶ月程度日持ちさせることができますが、保存状態が悪ければ数日で食べられなくなってしまうこともありますからね。

今回はこの白菜の適切な保存方法について詳しく解説していきます。

白菜の賞味期限

白菜を保存する方法は冷蔵保存と冷凍保存の2つの方法がありますが、それぞれの期間や違いなどをまとめます。

冷蔵保存カットしてない状態のものは通常“2ヶ月”程度、カットしたものは“1週間”程度の保存が可能。
冷凍保存“1ヶ月”程度の保存が可能だが、シャキッとした食感はなくなる。

白菜の保存に適した温度は0~5℃、湿度は95~98%です。

そのため冷蔵保存が基本ですが、野菜室(5~10℃)は温度が高いため、冷蔵室で保存しましょう。

夏場やカットしてしまったものは保存期間が著しく短くなるため、1週間以内に使い切れないという場合は冷凍保存するのが好ましいです。

ただし、冷凍するとシャキシャキの食感がなくなってしまうため用途は限られます。

白菜の保存方法

では、具体的な保存方法について見ていきましょう。

丸ごと白菜を冷蔵保存(2ヶ月)

カットしていない白菜をそのまま冷蔵保存する方法についてです。

手順としては以下の通り。

  1. 新聞紙で包む
  2. 冷蔵室に入れる

白菜はキャベツなどとは異なり、芯を取り除く必要はありません。

乾燥に弱いので新聞紙で包むこと、野菜室ではなく冷蔵室で保存することがポイントです。

新聞紙がない場合はペーパータオルでも構いません。新聞紙、またはペーパータオルが湿ってきたら取り替える必要があります。

また、変色した葉はそのままにすると腐りやすいので、早めに取り除くとより日持ちします。

ちなみに白菜を使う場合はカットするのではなく、外側の葉を1枚ずつはがして使いましょう。

カットした白菜の冷蔵保存(1週間)

続いて1/2や1/4にカットした白菜を保存する方法です。

  1. 芯をくり抜く
  2. ラップで包む
  3. 野菜室に立てて置く

カットした白菜は乾燥しやすく、断面が酸化しやすいため保存期間が著しく短くなります。

芯をくり抜いてラップで包むことで、乾燥をや酸化を防ぐことができます。

ただし、それでも保存期間は短いので、1週間以内に使い切れない場合は冷凍保存しましょう。

冷凍保存(1ヶ月)

冷凍保存をすると食感が損なわれますが、メリットとしては保存期間がのびるということの他にも、料理に使う状態で保存でき使う際の調理時間が短縮できるということも挙げられます。

具体的な冷凍の手順は以下のとおりです。

  1. 白菜を葉と軸に切り分ける
  2. かためにゆでる
  3. キッチンペーパーなどでよく水気をとる
  4. 小分けにしてフリーズパック、またはラップなどで密閉する
  5. 冷凍庫に入れる

白菜に限らず野菜を冷凍保存すると水分を含んだ細胞が死滅するため、解凍した際に食感がスカスカになったり水分でベチョベチョになってしまいます。

冷凍する前にかために茹でることでシャキシャキの食感を残すことができるのです。

白菜の場合は茹でる代わりに塩もみして水気を絞るという方法も可能です。

冷凍した白菜は加熱調理で使う場合は解凍せずにそのまま火に通しましょう。

加熱せずに使う場合、前日に冷蔵庫に移しておくと自然解凍ができ、水分でベチャベチャになるのを防ぐことができます。

腐った白菜の判別方法

最後に腐った白菜の特徴についてです。

白菜は腐ってくると以下のような異常が現れます。

  • 異臭がする
  • 全体的に茶色く変色している
  • カビが生えている
  • 汁が出ている

このような状態になると健康を害する可能性があるので、直ちに廃棄するようにしましょう。

変色に関しては一部だけなら、その部分を取り除けば食べることができます。

あとがき

以上、白菜の賞味期限や保存方法についてでした。

白菜を日持ちさせる保存法について色々解説していきましたが、それでも時間が経つほど味や栄養は落ちていくのは間違いないので、早めに食べるのが一番ですね。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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