ほうれん草の冷蔵保存と冷凍保存の詳しい方法やそれぞれの賞味期限について詳しく解説していきます。
ほうれん草の冷蔵保存と冷凍保存の違い
冷蔵保存と冷凍保存の違いは以下の通り。
冷蔵保存 | 『1週間』程の保存が可能。 |
冷凍保存 | 『1ヶ月』程の保存が可能。「手間がかかること」や「ベチョベチョになりやすいこと」などがデメリット。 |
ほうれん草の最適な保存環境は、温度“0~5℃”、湿度“95~98%”です。
そのため常温保存には向かず、野菜室(5~10℃)も若干温度が高いため、基本的に冷蔵室で保存するのが適しています。
それでも1週間しか日持ちしないため、これ以上保存する必要があるのなら冷凍保存しましょう。
ほうれん草に限らず大抵の野菜は冷凍保存で日持ちしますが、その代わりに水分を含んだ細胞が破壊されるため食感を損なったりベチョベチョになったりしてしまいます。
今回は基本的な冷蔵保存の方法に加え、冷凍保存してもできるだけ上記のデメリットを抑える保存法をご紹介します。
ほうれん草の保存法
ほうれん草の冷蔵保存と冷凍保存の方法について順番に説明していきます。
冷蔵保存の方法(1週間)
- ボウルに入れて水で洗う。
- キッチンペーパーなどで水気をよく拭き取る。
- ペーパータオルや新聞紙、新たなキッチンペーパーなどで包む。
- ポリ袋へ入れて口を軽く結ぶ。
- 牛乳パックやペットボトルの底を切り取ったもの、底の深い容器などに根本を下にしてほうれん草を入れる。
- 冷蔵室に立てて入れる。スペースが無い場合はドアポケットでもOK。
冷凍保存の方法(1ヶ月)
- 塩を一摘み加えた熱湯で30秒程さっと茹でる。
- 冷水にさらして水気を絞る。
- 丁度良い大きさに切り、ラップで小分けする。
- ジップロックなどのフリーズパックで密閉して冷凍庫に入れる。
冷凍したほうれん草は、汁物に使ったり加熱調理をする場合、解凍せずにそのまま使用します。
お浸しなど加熱しない料理の場合は前日に冷蔵室に移して自然解凍させます。
こうすることでベチョベチョになるのを抑えることができるのです。
あとがき
以上、ほうれん草の賞味期限や保存方法についてでした。
買い物でほうれん草をかいすぎてしまった時や料理で余った時などにぜひ参考にして下さい。