ヨーグルトのカロリー・栄養成分|食べ過ぎても太らないのか?

乳製品は全般的に栄養価が高く健康や美容に良いというイメージがあるかと思います。

しかしその一方、牛乳やチーズなどは「高カロリーで太りやすい」というイメージがある人も少なくないでしょう。

では『ヨーグルト』に関してはどうでしょうか。

ダイエットに効果的という声もよく目にしますが、「乳製品なので高カロリーなのでは?」と思う人もいるでしょう。

そこで今回、ヨーグルトのカロリーや栄養成分について解説していき、本当にダイエットに有効な食品なのかというのを説明していきます。

ヨーグルトのカロリー・栄養グラフ

ヨーグルト gのカロリー・栄養

市販の小分けヨーグルト1個

市販の中サイズヨーグルト1個

市販の小分けヨーグルト2個

市販の大サイズヨーグルト1個

市販の小分けヨーグルト3個

市販の小分けヨーグルト4個

市販の特大サイズヨーグルト1個

カロリー: {{cal}}Kcal

ヨーグルトのカロリーについて

市販されているヨーグルトのカロリーについてあらためて見ていきましょう。
例として明治のヨーグルトの量はそれぞれ以下の通り。

それぞれのサイズに対するプレーンヨーグルトのカロリーはこのようになります。

ヨーグルトのサイズごとのカロリー
  • 75g:47Kcal
  • 112g:69Kcal
  • 180g:112Kcal
  • 400g:248Kcal

これは砂糖や果実抜きのカロリーなので、種類やトッピングなどによってはここからカロリーは増えます。

ただしよほど大量に糖分を加えたりしない限り、大幅にカロリーが増えることはありません。

たとえば75gのサイズの場合、どのメーカーのヨーグルトも大抵50~60Kcalです。

これらの数字を見るだけでもヨーグルトが低カロリーというのが分かるかと思います。

ヨーグルトと他のデザートのカロリー比較

続いて他のデザートとカロリーを比較してみましょう。

似たようなデザートとして“ゼリー”や“プリン”と比較すると以下のようになります。

小分けのヨーグルト2個フルーツゼリー1個3個パックのプリン1個、これらがそれぞれ100Kcal前後です。

重量当たりのカロリーで見ると、ヨーグルトはゼリーとは同程度ですが、プリンよりは低カロリーといったところ。

ただしゼリーは糖質0のもの、ゼロカロリーのものなどあるので、種類によってはヨーグルトより著しくカロリーが低くなります。

続いて高カロリーなスイーツと比べてみましょう。

洋菓子やスナック菓子などはヨーグルトと比べると大幅にカロリーは高くなります。

代表的なお菓子のカロリー
  • 板チョコ(50g):279Kcal
  • アイスクリーム1カップ(175g):315Kcal
  • ポテトチップス うすしお味(60g):336Kcal
  • ショートケーキ1個(118g):366Kcal

実際にヨーグルトと比較すると、一番小さいタイプのヨーグルトは6個で300~360Kcal程となるので、これだけ食べてようやくショートケーキよりも少しカロリーが少ないくらいです。

ヨーグルトは食べすぎても太らないのか?

こうしてみると、いかにヨーグルトが太りにくい食品であるかが分かるかと思います。

多少食べすぎたからといってこれが原因で太るとは考えにくいです。

普段生クリームやアイスクリームなどの洋菓子を頻繁に食べている人は、それをヨーグルトに換えるだけでもかなりのカロリー削減ができダイエットに繋がります。

ただし結局太るかどうかはヨーグルトを食べるか食べないかではなく、カロリー収支によって決まるものです。

たとえば体重を維持している人の場合、現在の食生活に加え小ヨーグルト2個(100Kcal)を毎日食べるようになったら、100Kcal分の脂肪は毎日増えていきます。

2ヶ月もすると1Kg弱の脂肪が蓄積しているでしょう。

痩せたいのであればヨーグルトを食べる代わりに、食事の量を減らしたり、高カロリーの間食を断ったりする必要があるということです。

(ヨーグルトはお腹に溜まるので、普通はヨーグルトを食べれば自然と食事の量や間食は減るものですが)

洋菓子やスナックなどは基本的に体に悪いものが多いので、これをヨーグルトに変えることで健康的に痩せることが可能です。

ヨーグルトの栄養

続いてヨーグルトの栄養について見てみましょう。

ヨーグルトは生乳を元に製造されるため、栄養成分は牛乳とほぼ変わりません。

良質なたんぱく質に加え、幅広いビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。

特筆すべき栄養素を挙げると以下の通り。

たんぱく質三大栄養素の一つ。体の大部分を構成する成分で、全身の美容や健康、筋肉に関わる栄養素。
ビタミンB群炭水化物、脂質、たんぱく質の代謝に関わるビタミン。皮膚や粘膜の健康維持、ホルモンや免疫抗体の合成など様々な役割を担っている。
カルシウム主に骨や歯を形成する栄養素。現代の食生活で不足しやすい栄養素の代表

実は上述した栄養素はどれも現代の食生活で不足しやすく、ダイエット中は特に積極的に摂取したい栄養ばかりです。

ダイエットというと摂取カロリーを減らすことに目が行きがちですが、健康や美容を損なわずに、さらにリバウンドせずに理想の体型を手にするには、しっかり栄養を摂るというのが欠かせません。

その点、低カロリーなヨーグルトで不足しがちな栄養素が補えるので、これほどダイエットに向いている食品はなかなかありません。

ビタミンやミネラルは基本的に野菜や果物で摂れるものが多いですが、その中で“カルシウム”だけは乳製品以外となるとあまり豊富な食材はないですからね。

ヨーグルトじゃないにしても何かしら毎日乳製品を摂るのは重要です。

あとがき

以上、ヨーグルトのカロリーや栄養についてでした。

ヨーグルトは低カロリーでダイエットに効果的ですが、他にも便秘解消を始めとした色んな健康・美容効果があります。

ぜひ積極的に食べることをおすすめします。

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