野菜の賞味期限&保存法一覧表

果菜類(実や種が食べられる野菜)
食品名常温冷蔵冷凍一般的な保存法
枝豆×1~2日2ヶ月枝をわずかに残して切り、新聞紙に包んでポリ袋に入れ、冷蔵室で保存。
オクラ1日3~4日1ヶ月ペーパータオルで包んでポリ袋に入れ、野菜室で保存。
かぼちゃ2~3ヶ月1週間1ヶ月新聞紙で丸ごと包み、室内の風通しの良い冷暗所で保存。
カットしたものは種とワタを取り除き、切り口にびっちりラップをして野菜室に保存。
きゅうり1~2日1週間2~3週間水気を拭き取り、ペーパータオルで1本ずつ包み、ポリ袋に入れてヘタを上にした状態で立てて野菜室に保存。
ゴーヤ3~4日1週間1ヶ月新聞紙で1本丸ごと包んで冷暗所に置く。
カットしたものは種とワタを取り除き、ラップで包んで野菜室に保存。
さやいんげん×1週間1ヶ月ペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて冷蔵室に保存。
さやえんどう×1週間1ヶ月ペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて冷蔵室に保存。
ズッキーニ2~3日4~5日1ヶ月新聞紙で包み、ポリ袋に入れて野菜室に保存。
そら豆×2~3日2ヶ月サヤつきのまま新聞紙に包んでポリ袋に入れ、冷蔵室で保存。
とうもろこし×1週間3ヶ月熱湯で茹でて粗熱を取った後、ラップで包んで冷蔵室で保存。
トマト2~3日2週間1ヶ月1つずつペーパータオルで包み、ヘタを下にしてポリ袋に入れて野菜室で保存。
ナス1~2日1週間1ヶ月1つずつペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて野菜室に立てて保存。
ピーマン1週間3週間1ヶ月ペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存。
カットしたものは種とワタを取り除き、ラップでびっちり包んで野菜室で保存。
もやし×1週間2週間タッパーに移し、水に完全につけて保存。
葉茎類(葉や茎が食べられる野菜)
食品名常温冷蔵冷凍一般的な保存法
アスパラガス×3~4日1ヶ月ペーパータオルでまとめて包み、ポリ袋に入れ、穂先を上にして立てて冷蔵室に保存。
カリフラワー2~3日1週間1ヶ月ペーパータオルでつぼみの部分をしっかり包み、さらに全体をラップで包み、ポリ袋をかぶせて冷蔵室に立てて保存。
キャベツ3日2週間1ヶ月芯をくり抜き、濡れたキッチンペーパーを詰める。新聞紙で包んでポリ袋に入れ冷蔵室で保存。
小松菜1~2日1週間1ヶ月水で洗った後水気を拭き取り、ペーパータオルに包みポリ袋に入れて冷蔵室に立てて保存。
春菊×1週間1ヶ月水で洗った後水気を拭き取り、ペーパータオルに包みポリ袋に入れて冷蔵室に立てて保存。
セロリ×1週間1ヶ月葉と茎を切り離し、それぞれペーパータオルで包み、さらにラップでびっちり包み、冷蔵室に立てて保存。
玉ねぎ2ヶ月1週間1ヶ月ネットに入れて風通しの良い冷暗所で保存。
チンゲンサイ1~2日1週間1ヶ月水で洗った後水気を拭き取り、ペーパータオルに包みポリ袋に入れて冷蔵室に立てて保存。
ニラ×3~4日1ヶ月根本を5分ほど水に浸けた後水気を拭き取り、葉先を出した状態で新聞紙で包みポリ袋に入れて、冷蔵室に保存。
にんにく1ヶ月1~2ヶ月1ヶ月ペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて冷蔵室で保存。
長ネギ1ヶ月1週間1ヶ月新聞紙で包み、冷暗所で立てて保存。
青ネギ×1週間1ヶ月新聞紙で包み、冷蔵室で保存。
白菜2週間2ヶ月1ヶ月新聞紙で丸ごと包んで冷蔵室に入れる。
ブロッコリー×2週間1ヶ月つぼみをペーパータオルで包み、その上をラップで覆い、ポリ袋をかぶせて冷蔵室に立てて保存。
ほうれん草1~2日1週間1ヶ月水で洗った後水気を拭き取り、ペーパータオルに包みポリ袋に入れて、冷蔵室に立てて保存。
水菜×1~2日1ヶ月新聞紙で包みポリ袋に入れて冷蔵室に立てて保存。
モロヘイヤ×1~2日1ヶ月新聞紙で包みポリ袋に入れて冷蔵室に立てて保存。
レタス×2~3週間×芯の切り口を切り落とし、断面に小麦粉か片栗粉を塗り、新聞紙で包んでポリ袋に入れて冷蔵室に保存。
根菜類(根や球根が食べられる野菜)
食品名常温冷蔵冷凍一般的な保存法
かぶ1~2日1週間1ヶ月茎を3cm程残して葉を切り落とし、新聞紙に包んでポリ袋に入れ冷蔵室で保存。
切り落とした葉は塩ゆでしてラップに包み冷蔵室で保存。
ごぼう1ヶ月2ヶ月1ヶ月泥付きは冷蔵室に入る長さに切り、新聞紙で包みポリ袋に入れて立てて冷蔵室に保存。
洗いごぼうは冷蔵室に入る長さに切り、ポリ袋に入れて立てて冷蔵室に保存。
さつまいも1ヶ月2ヶ月1ヶ月新聞紙に1本ずつ包み、冷暗所で保存。
里芋1ヶ月2ヶ月1ヶ月ダンボールの底に新聞紙を敷き、その上に里芋を並べてさらに新聞紙をかぶせて冷暗所で保存。ダンボールのフタは閉じない。
じゃがいも3ヶ月6ヶ月1ヶ月新聞紙で包み、冷暗所で保存。りんごと一緒に置いておくと発芽を防ぐことができる。
しょうが2週間1~2週間1~2ヶ月新聞紙で包み、冷暗所で保存。
大根3日2週間1ヶ月葉を切り落とし、冷蔵室に入る長さに切り分け、ラップでびっちり包んで立てて冷蔵室に保存。
葉は加熱または塩もみして小分けにしてラップで包み、冷蔵室に保存。
長いも2週間2ヶ月1ヶ月ダンボールの底に新聞紙を敷き、その上に里芋を並べてさらに新聞紙をかぶせて冷暗所で保存。ダンボールのフタは閉じない。
人参1週間2~3週間2ヶ月新聞紙で1本ずつ包み、ポリ袋に入れ、冷蔵室に立てて保存。
れんこん2~3日1週間1ヶ月新聞紙で包み、ポリ袋に入れて冷蔵室で立てて保存。
カットしたものは塩水につけて水気を拭き取り、切り口にラップをラップで覆い、ポリ袋に入れて冷蔵室に保存。

野菜室と冷蔵室の使い分け

野菜を冷蔵庫に入れる場合は野菜室が一般的と思われていますが、そうではありません。
むしろ野菜室に入れるべき野菜は限られています。

そもそも野菜室と他の冷蔵室では何が違うのかというと温度です。

  • 冷蔵室:0~5℃
  • 野菜室:5~10℃

野菜は0~5℃を好むものが多いのですが、一部野菜は10℃前後を好み、5℃以下では低音障害を起こしやすいので、そういった野菜だけを野菜室に入れる必要があるのです。

例えば、イモ類やしょうが、きゅうりなどは10℃以上、オクラ、トマト、なす、ピーマンなどは7℃~10℃の温度が保存に適しています。

こういった野菜は冷暗所、または新聞紙などで冷気を遮った上で野菜室で保存しましょう。

また、冷暗所でも夏場は高温で痛みやすいので、冬は冷暗所、夏場は野菜室などの使い分けをするのが大事です。

新聞紙・ペーパータオル・キッチンペーパーはどれでもOK

多くの野菜は新聞紙やペーパータオルなどで包むことで、湿気や乾燥、冷気から守ることができ日持ちさせることができます。

ではこれらはどのように使い分けるのかというと、主に野菜の大きさです。

どれも湿度や温度をコントロールするのに十分な性質があるため、そこまで深く考える必要はありません。

ただ、ごぼうやかぼちゃなどの大きい野菜はペーパータオルでは包みにくいため、新聞紙を使うなど使い分けると良いでしょう。

ラップ・ポリ袋の使い分け

ラップやポリ袋は冷気や乾燥を防いだり、エチレンガスが出る野菜は密閉して他の食材への影響を防いだりする役割があります。

ラップとポリ袋は、空気を触れさせるかどうかというのが主な違いです。

カットした野菜は空気を触れさせると酸化や乾燥しやすくなるので、ラップでぴっちりと密閉する必要があります。

一方で密閉すると蒸れやすいので、カットしていない野菜ポリ袋に入れて口を軽く閉じます。

冷凍保存する場合は『ブランチング』

多くの野菜は冷凍保存をすることで1ヶ月程度の長期保存が可能になります。

ただし野菜は冷凍耐性がないため鮮度が落ちやすく、特に水分が多い野菜は解凍した際に水っぽくなってしまいます。

そのまま冷凍庫に入れるのではなく、かたゆでしたり、蒸したりなどの加熱調理をすることで冷凍耐性を高めることができるのです。

これを『ブランチング』と言います。

以下のような手順です。

  1. 熱湯で30秒ほどゆでる。
  2. 冷水にさらし冷まして水気を拭き取る。
  3. 食べやすい大きさに切る。
  4. 小分けにしてラップに包む。
  5. フリーズパックに入れて冷凍庫で保存する。

多くの野菜はブランチングで長期保存が可能になりますが、水分が少ない野菜、ゆでたら崩れてしまう野菜などはブランチングに向いていません。

ブランチング以外の方法が適している野菜の詳細は以下の通り。

そのまま冷凍トマト
細かく刻んで冷凍ネギ、キャベツ、ピーマン、パプリカ、にんにく
すりおろして冷凍長いも、大根、しょうが
塩もみして冷凍きゅうり、キャベツ
マッシュして冷凍ジャガイモ、さつまいも、かぼちゃ
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